「あたし背の高い人が好きなの。ごめんね」
俺はふと学生時代を思い出していた。
友達である同級生の女に告白した時のことだ。
俺は柔道に打ち込んでいたが、ある時から身長が伸びなくなった。
160?を超えることはなかった。
俺はその同級生に振られてからは女に対して攻撃的になっていった。
俺は今、印刷会社の営業をやっている。
社会人になっても変わらず、女の従業員にたいしてセクハラまがいのことをよく言っていた。
女の不快そうな顔がたまらなかった。
しかし本心ではない。強がっていただけだった。
俺のいる会社には純子という24歳の事務員がいる。
社内で一番かわいかったが俺より背が高く170?はあった。
「お前ちょっと痩せすぎなんじゃないか?胸がちっとも育ってねーぞ!!」
といった感じで純子をからかった。
純子はかわいく口をとがらせる。
俺がひどいこと言ってもまんざらでもないみたいだった。
純子には仲良しの新入社員・佳代がいた。
佳代は22歳で身長は149?だった。俺より小さい。
ぽっちゃりして地味で、いつも小さな弁当を持ってきたので、俺は彼女に家庭的なものを感じていた。
ある日ロングヘアーだった佳代がセミロングに髪を切ってきた。
俺はめざとく「髪切ったの?かわいくなったね〜」と褒めたが、彼女は黙りこくっていた。
(うーん寂しい反応…)
「石田さん!(俺のこと)佳代ちゃんにまでセクハラするのはやめてよ〜石田さんにうまいこと言われて騙されちゃだめだよ、佳代ちゃん?」
純子が佳代をかばう。
それでも佳代はにこりともしない。
もっと佳代と仲良くなりたかったが、こうガードが固くてはとりつくしまがなかった。
10月にさしかかったころ、急に12月上旬の気温になり、俺は風邪を引いてしまった。
大事を取り、会社を休むことにする。
一人暮らしで病気になるとなんだか心細い。1日中寝ていると、午後7時くらいに玄関のチャイムが鳴る。
(なんでえ…こんな時間に…)
しぶしぶ起きてドアを開けると、佳代が立っていた。
俺は驚いた。
「これ…よかったら…」
佳代は恥ずかしそうにビニール袋を俺に差し出した。
中身はプリンだった。しかも手作り。
「は…早く元気になってくださいね…それじゃ」
そそくさと立ち去ろうとする佳代。俺は彼女の手首をつかんで引き留めた。
「ありがとう。良ければ、家に入らない?汚い部屋だけどさー」
佳代は真っ赤になってうなずいた。
佳代は社員名簿を見て俺を訪ねてきたようだ。
佳代は小さい食卓を前にしてきちんと正座した。
緊張しているようで表情は固かった。
「わりぃ。俺まだ熱あるみたいで横になるわ。で、プリン食べさせてくれねーかな。せっかくだから」
俺はすぐそばのベッドに入り、あーんと口を開ける。
嫌がるかと思ったら佳代は近寄ってきて、プリンをスプーンですくって俺の口元に運んでくれた。
でもやっぱり笑ってくれなかった。
「あーうまかった…ちょっと熱下がったみたい。額に手を当ててみてくれる?」
佳代はぎこちない手でゆっくり俺の額に手を載せた。
「あーひんやりして気持ちいい〜」
そしてずうずうしく俺は言う。
「あのさー…俺の下のほうも熱くなっちゃったみたい。手を当ててくれるかな?」
「下のほう?」
佳代はしばらく考えていたが、俺の言ってる意味がわかったらしく、顔を真っ赤にした。
佳代を笑わすための冗談のつもりだった。
真に受けた彼女は震える手を伸ばし俺の息子に触れた。
俺はその大胆さにびっくりしたが、さらに調子に乗った。
「あー…気持ちいいなーその手で元気にしてくれたら、明日仕事に行けるかな?」
佳代は息を飲み、ぎこちない手で愛撫を続ける。
俺はこの小さい女の子が愛おしくなった。
「もう我慢できないよ…。君もベッドに入ろうか?ね?」
佳代はTシャツにジーンズという普通のいでたちだったが、ゆっくり脱がせた。
肉付きの良い裸体があらわになる。
「胸…おっきいねぇ…」
乳房を大きく揉みながらちゅっと音を立てながら先端を吸う。
「あ…」
佳代はたまらず息を漏らす。
「ねえ…こんなことまでさせちゃって俺のこと好きなの?」
こくっとうなずく。目が少し潤んでいた。
「そうなんだ〜じゃ、最後までいっちゃおっかぁ…」
俺は女の脚を広げると朦朧とした頭で突き進んだ。
佳代は初めてなのか、痛さをこらえているようだった。
激しく腰を動かした後、俺は彼女の腹上に精液を出した。
佳代は今にも泣きそうになっており、慰めるように額にキスした。
風邪を移すといけないから、と俺は佳代を一人で家に帰す。
翌日、俺たちは何くわぬ顔で出社するのだった。
でも純子はなんとなく俺たちの微妙な雰囲気に気づいていた。
あれから何事もなかったように1か月が過ぎた。
佳代は俺のことを忘れるかのように仕事に徹していた。
俺と寝たことを後悔してるんだろうか?
あまりにもデリカシーに欠けるからかな。
それにしても最近純子とよく目が合う。もしかすると純子も…と思うとニヤケが止まらない。